こんにちは、ハヤトです
理学療法士は他職種と比較して、転職しやすい職業です。
求人が出ていれば面接を受けて落ちることはマレ
年齢・経験値を問わず理学療法士の資格を持った人を求めている場所はたくさんあります
一方で目立つのはマイナスイメージ。
「理学療法士」と検索窓に入力するマイナスイメージの文言がたくさん見受けられます
- 給料安い
- 残業、仕事量多い
- 人間関係が複雑
- 休みない
ネットで数分検索するだけでざっとこれほど。
実際に理学療法士として働いている人なら、「学会参加やスキルアップが自己研鑽扱い」「どれだけ頑張っても給料変わらない」などもっと具体的なものが出てくるでしょう
また、理学療法士の数は年々増えてきており、「飽和状態」になって仕事がなくなってしまうのではないかと将来を不安に感じる人もいると思います。
理学療法士養成校の乱立などを背景に、今後も増え続けることが予想される理学療法士。
供給が増えても、高齢化社会に伴い需要は増す一方であるため転職はし放題です。
しかし、現状を知ると知らないのでは心のゆとりに差が出てきます。
この記事では、理学療法士が転職しやすい理由と実例をお話しすることで、あなたが今後の人生設計で正しい選択をする一助になる情報をお伝えします。
理学療法士が転職しやすい理由
理学療法士が転職しやすい理由は
- 人手が不足している
- 資格が必要な仕事
順番に見ていきましょう
1.人手が不足している
「飽和状態」と言われている理学療法士業界。
毎年1万人前後の理学療法士が増えています。厚生労働省が公開している「理学療法士の国家試験合格者数」の推移は以下の通りです。
2017年 12388人
2018年 9885人
2019年 10809人
2020年 10608人
2021年 9434人
累計すると2021年には19万人の有資格者が存在する状況で、2011年の累計数は9万人程度であったことを考えると、10年で2倍近くの人数になっていることがわかります。
しかし、実際に働いている現場では飽和している(転職で倍率が高い)のは病院だけです
これは個人的な意見ではなく、病院以外で働いている人は全員感じていることでしょう。
絶対、間違いなく、100%感じています(笑)
そのため、クリニックや老健、訪問看護はどこに行っても需要があります。私自身、クリニック・老健・訪問看護ステーションに勤務していますが、人が多すぎると思ったことは一度もありません
業界全体で見ても、理学療法士の数は増え続けているものの、人口に対する高齢者の割合は上昇しています。つまり、リハビリの需要自体も増え続けてます。
経験年数などにもよりますが、給与などの詳細な条件にこだわらなければ、転職できないということはまずないのです
病院以外の選択肢としては、
- 訪問看護ステーション
- 整形外科クリニック
- デイサービス
- 老人ホーム(有料/特養)
- 障害者支援施設
これらの職場が常に求人が出ており、現場としても人手が不足している印象があります。介護福祉に関わる領域が主に多いです。
交渉次第では、育児のための時短勤務や週に数回の非常勤勤務など、フレキシブルに対応してもらえるのも、人手が不足しているゆえのメリットです。
2.資格業務であるため年齢を問わない
理学療法士の仕事は、「国家資格」であるため未経験や30代、40代からでも転職しやすいです
- ~で働いた経験がある
- ~で業績を残した
などの、一般職の転職に求められるような「経歴」が必要ありません
前述したように人手不足であるため、業界全体では年齢を問わず積極採用が進められています。
一般職、特に工学系の仕事から、専門学校などに入りなおして資格を取り理学療法士になるというのもよくあるパターン。
人間性によほど問題がなければ、30代、40代からでも積極的に転職を行うことができます。
逆に、年齢が若い人であれば転職先は選び放題。
3.産後や転職から出戻りしやすい
業界の人手不足と資格業務であるゆえに、産後の職探しや一般職からの出戻りがしやすいのも特徴
キャリアアップや勉強のため、給与を上げるなど、プラスのモチベーションだけでなく、出産や育児、親の介護やパートナーの転勤などのやむを得ない理由での転職においても理学療法士の転職は簡単にできます。
まとめ
理学療法士が転職しやすい理由についてまとめていきました。
一度動いてみると新しい政界が見えてくるかもしれません。
皆さんの行動の後押しになることを祈ります
それでは!
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